「現場が好き、お客様が好き。クラフトビールの楽しさをもっと広げたい」
ブラッセルズ・ビア・プロジェクト
フォスター・ジョシュア
好奇心旺盛で人懐っこい性格のジョシュアさん。お客様が喜んでくれる姿を見るのが好き。そんなジョシュアさんにブラッセルズで働く魅力を聞きました。
――今までの経歴を教えてください。
35歳、アメリカのカリフォルニア州出身です。大学在学中からいつか海外で生活してみたいという夢があって、2016年に来日しました。なんで日本か?ほんとに偶然なんですが、大学の同級生が6,7人東京に住んでいたからです。すごいでしょう?なので、知り合いのツテを頼って東京に来ました。最初は旅行で。そしたらすごく気に入ってしまったので帰国後すぐにビザを取って来日しました。
最初の半年は、英会話のインストラクターとして働きました。その後はイベント製作会社で7年ほど勤務。この会社では色んなことを経験させてもらいましたね。様々なイベントの企画や総務的な業務、トラブルシューティングなど学びました。
ただ、コロナ禍でリアルのイベントが激減してしまい、Eスポーツなどのオンラインイベントばかりになってしまい…。僕はリアルな現場が好きなので、それがきっかけで転職を決めました。クラフトビールが大好きなので、リクルートサイトで「クラフトビール」と検索して就職先を探しました。
――なるほど。ブラッセルズ以外にもヒットしたと思いますが、ブラッセルズに決めた理由はなんでしょうか?
はい、クラフトビールで有名なお店が数社出てきました。ブラッセルズに転職した決め手は、面接をしてくれた小淵さんですね。最初の面接のときから色んなことを教えてくれて。接客やビールのことだけなく、P/L(損益計算書)の作り方、原価の考え方まで。すごい!面白い!と知的好奇心が刺激されてワクワクしました。
チャレンジが好きな人を歓迎する言ってくれて、まさに自分にピッタリな職場だと思いました。
――実際に働いてみて感じたブラッセルズの良いところやこれから成長するための改善点を教えてください。
良いところはみんなが「Oneチーム」として働いているところですね。社員よりアルバイトの方が多いですが、アルバイトのスタッフもただ出勤して退勤するだけではなくて、みんなでお客様のことを考えている。どうやったらNPS(顧客ロイヤルティ)を上げられるかな、とか。
みんな自分の興味と合わせて学びながら仕事しています。僕自身も毎日勉強です。将来はビアソムリエになりたいですね。
成長するための改善点は…、やはりスタッフをもう少し増やしたいですね。あとは日本ではIPAがとても人気なので、トラディショナルなベルギービールとIPAを繋ぐ架け橋的な存在になれたらいいと思います。お客様はみんな「IPAが飲みたい」とおっしゃるので。「IPAはないのですが、これはどう?」と言って、IPA好きのお客様の好みに合いそうなベルギービールを出しています。例えばデランケ醸造所のXXビターだったり、飲みやすいヒューグ醸造所のデリリウムトレメンスなどです。入口がIPAでもそこからベルギービールの世界が広がるといいなと思います。
――これからの展望を教えてください。
まずはエリアマネージャーになりたいですね。そしてそのために必要な知識を身に着けたいです。スタッフの育成やビールの選び方、ビールサーバーのメンテナンス方法、利益を最大化するための経理的思考など、学ぶべきことは盛りだくさんです。
そして最終的にはトップをフォローする参謀的役割になりたいです。イベント製作会社の経験からスペシャリストよりジェネラリスト派なんですよね。大きなビジョンがある社長を側で支えるような人物になりたいです。
――ブラッセルズに興味がある人にメッセージをお願いします。
指示待ちではなく、イニシアティブを取れる人と働きたいですね。ただ、何となく働いている人じゃなくて、何か目標ややりたいことがある人と働きたいです。小淵さんがいつも「ジョシュアは何をしたい?」と聞いてくれんです。それがすごく嬉しくて。なので自分で色々と提案して自主的に動いています。
最近大学生のアルバイトの子に、お店のインスタを手伝いたいと言われたんです。もちろん快諾して、一緒に更新しています。疲れている日でも今日も楽しかったと思えるような、一緒にいて飲食店の楽しさを分かち合える人と働きたいですね。